リジットタイプ

月02サスペンションにはいくつかの種類がありますが、その中にリジットタイプと呼ばれる構造のものがあります。日本語で表すと車軸懸架式や固定車軸式とも言いますが、リジットアクスルという名称が一般的に使われています。リジットアクスルは左右のサスペンションが一本の車軸で繋がっているという特徴があります。ダブルウィッシュボーンなどの独立懸架式は左右のサスペンションが個別に動きますが、リジットアクスル式では左右のサスペンションが一体となって影響し合う構造となります。車軸中央に位置するデフを支点に動きますので、左のサスペンションが縮むと右のサスペンションは強制的に伸ばされることになります。左右のサスペンションがデフを支点に逆の動きをするのがリジットアクスル式の大きな特徴となります。リジットアクスルは強度が高いサスペンション構造となっているため、トラックやダンプカーなどの商用車に多く採用されていますが、乗り心地が悪くサスペンションの重量が重くなるため、現代の乗用車にはほとんど採用されなくなっています。オフロードを走る場合にはリジットアクスルの特性により路面との接地性が高まり、トラクションが得やすいというメリットがあります。またボディを常に水平に保つ能力が高いため、独立懸架式よりも悪路走破性が高いという特徴があります。

コメントは受け付けていません。